妊娠が分かったとき、私は44歳の誕生日を迎えたばかりでした。
妊娠初期から、実はずっと気になっていたことがあったんです。
それは、
モコ妊娠中のヘアカラー、どうしよう?
ということ。
30代後半から少しずつ白髪が気になり始め、妊娠前は月に1回くらい、ヘアカラー専門店で白髪染めをしていました。
だから妊娠が分かったあと、いつものカラーの時期が近づいてくると、
「妊娠中って、ヘアカラーしても大丈夫なんかな?」
と気になり始めました。
しかも振り返ってみると、妊娠に気づく前にも普通にカラーをしていたんです。
「カラー剤って頭皮から入らないの?」
「赤ちゃんに影響があったらどうしよう…」
44歳での妊娠。
ただでさえ、ちょっとしたことにも慎重になっていた時期でした。
今回は、そんな私が妊娠初期にヘアカラーを一旦お休みし、妊娠8か月で再開したときのことを振り返ります。
※この記事は、私自身の妊娠中の体験をもとに書いています。
妊娠経過や体質には個人差があります。
心配なことがある場合は、医師などの専門家に相談してください。
妊娠前は月1回の白髪染め|もともと敏感肌だった私
私が白髪を気にするようになったのは、30代後半くらいから。
全体が白髪というわけではなくて、部分的にちらほらと気になる程度でしたが、妊娠した頃には月に1回くらい白髪染めをしていました。
利用していたのは、いつも同じヘアカラー専門店。
実は私、もともとかなり地肌が弱いんです…
以前、自宅でセルフカラーをしたことがあるのですが、そのときは、
「頭皮、全部脱皮したんちゃうか!」
と思うくらい、頭皮がめくれてしまったことがありました。
それ以来、セルフカラーはやめました。
壁や床が汚れないように準備するのも大変だし、何より、自分の髪や地肌に合っていると感じるカラー剤を使ってくれるお店でお願いする方が安心だったからです。
妊娠に気づかずヘアカラー。「大丈夫かな?」と心配に
妊娠が分かってから気になったのが、
妊娠に気づく前にもヘアカラーをしていたこと。
それまで普通に続けていた習慣なので、そのときは当然、妊娠しているとは思っていませんでした。
でも、妊娠したと分かった途端、
「カラー剤って頭皮から入らないの?」
「赤ちゃんに影響したりしない?」
と心配になりました。
一度気になり始めると、いろいろ調べたくなります。
ネットで検索したり、当時愛読していた『初めてのたまごクラブ』を読んだり。
「妊娠中にヘアカラーをしても大丈夫なのかな?」
「妊娠に気づく前に染めてしまったけれど、大丈夫?」
いろいろな情報を探しました。
敏感肌の私が妊娠初期のヘアカラーをやめた理由
調べていく中で、赤ちゃんへの影響と同じくらい気になったのが、妊娠中の自分の肌への影響でした。
厚生労働省では、酸化染毛剤によるアレルギー性接触皮膚炎などの皮膚障害について注意喚起しています。
また、染毛剤の使用上の注意には、妊娠中など頭皮や皮膚が過敏な状態にある場合は、使用を避ける旨が示されています。
▶厚生労働省「毛染めによる皮膚障害」についてはこちら
私はもともと敏感肌。
セルフカラーで頭皮がめくれてしまった経験もあります。
「ただでさえ地肌が弱いのに、妊娠中にもっと敏感になったら……」
そう考えると、無理して染めようとは思えませんでした。
🌿 あわせて読みたい
妊娠中は、肌だけでなく、それまで普通に身につけていたものがしんどく感じることもありました。
私が妊娠中のブラ選びで悩んだ体験も、こちらにまとめています。
▶妊娠中の胃のムカムカ。原因はブラの締め付け?私がラクになった体験談はこちら
それに当時は、赤ちゃんへの影響もやっぱり心配でした。
結局、妊娠初期はヘアカラーを一旦お休みすることに。
「妊娠中は絶対に染めてはいけない」と判断したからではありません。
いろいろ調べたうえで、
今の私は、染めない方が安心して過ごせる。
そう思ったからです。
妊娠初期は「白髪どころじゃなかった」
そして、もうひとつ。
当時はコロナ禍でした。
外出することも、人と会うことも少なくなっていました。
さらに、つわりをはじめとした妊娠中のマイナートラブルもいろいろあって。
正直なところ、
白髪を気にしている余裕があまりなかった。
これが一番かもしれません。
もともと白髪も部分的だったので、夏は髪をまとめてしまえば、それほど目立たなかったんです。
それよりも、
「今日をどうやって過ごそう」
「赤ちゃん、大丈夫かな」
そんなことの方が、頭の中を占めていた気がします。
妊娠8か月でヘアカラーを再開
そんな私がヘアカラーを再開したのは、妊娠8か月。
10月中旬の出産予定で、8月中旬頃でした。
つわりなども落ち着き、体調が比較的安定していた時期。
そして、産休前の仕事の引き継ぎで出社し、人に会う予定がありました。
「産後は、しばらく美容院にも行けないだろうな」
という気持ちもあって、
「体調が落ち着いている今のうちに行っておこう」
そう思ったんです。
妊娠中のヘアカラーについては、それまでにネットや本でいろいろ調べていました。
そして、再開するときに大きかったのが、
自分の髪や地肌に合っていると感じていた、いつものお店だったこと。
新しいカラー剤や初めてのお店を試すのではなく、妊娠前から通っていたヘアカラー専門店を選びました。
妊娠中であることを伝えてから施術
お店では、施術前に妊娠中であることを伝えました。
施術中は、長時間同じ体勢にならないよう配慮してもらいながら、いつものカラーをしてもらいました。
心配していたカラー剤のにおいや頭皮への刺激は、私は特に感じませんでした。
肌がかぶれることもなく、その点では妊娠前と大きな違いはなかったんです。
ところが、予想していなかったところで、
「これはしんどい……」
となったんです。
それは、シャンプー台でした。
妊娠後期は、カラー剤よりシャンプー台がつらかった
シャンプーをするために仰向けになったとき、気分が悪くなってしまったんです。
妊娠8か月。
お腹はかなり大きくなっています。
普通に座ってカラーしてもらっている間は大丈夫だったのに、シャンプー台で仰向けになるとしんどい。
そこで、少し身体を横に向けるなど、姿勢を調整しながら対応してもらいました。
妊娠中のヘアカラーというと、私はずっと、
「カラー剤は大丈夫?」
「赤ちゃんに影響しない?」
ということばかり気にしていました。
でも、実際に妊娠後期に行ってみると、私にとってつらかったのは、カラー剤よりも姿勢でした。
これは実際に経験して、初めて分かったことでした。
- 施術前に妊娠中と伝えた
- いつも利用しているお店を選んだ
- 長時間同じ姿勢にならないよう配慮してもらった
- シャンプー台では少し身体を横向きにした
- しんどいときは無理をしなかった
🌿 あわせて読みたい
妊娠後期になると、それまで当たり前にできていた姿勢や動作が、思いがけずしんどくなることも。
靴を履くことさえ大変になった、妊娠後期の靴選びについても書いています。
▶妊娠後期〜産後の靴問題|むくみで履けた靴と、抱っこ育児の靴選びはこちら
出産前にカラーとカット|産後は半年間染めなかった
8月中旬にカラーをしたあと、9月から産休へ。
出産したら、赤ちゃんのお世話でしばらく美容院には行けないだろうと思っていたので、産休に入ってすぐ、髪も短くしました。
なるべく扱いやすい髪型にして、出産へ。
🌿 あわせて読みたい
10月出産だった私が、妊娠後期から産後に実際に役立った服・いらなかった服についてもまとめています。
▶10月出産、何を着る?妊娠後期〜産後に役立った服・いらなかった服はこちら
そして実際、次にヘアカラーをしたのは、出産から半年ほど経ってからでした。
お宮参りを出産から半年後にすることになり、その前に久しぶりにカラーをしたんです。
産後は美容院へ行く余裕もなかったし、まだコロナ禍で人に会う機会も少なかったので、意外と白髪も気になりませんでした。
今振り返ると、
「妊娠8か月で急いでカラーしなくても、もう少し遅くてもよかったかな」
とも思います。
でも、そのときの私は、そのときの体調や予定を考えて「今なら行けそう」と判断した。
それでよかったのだと思っています。
妊娠中のヘアカラーに「ひとつの正解」はないと思う
妊娠中のヘアカラーについて調べていると、
「染めても大丈夫?」
「妊娠初期はやめた方がいい?」
「妊娠に気づかず染めてしまった……」
いろいろな不安が出てくると思います。
私もそうでした。
特に44歳での妊娠だった私は、
「自分がしたことで、赤ちゃんに何かあったらどうしよう…」
そんな気持ちが強かったように思います。
だから、妊娠初期はカラーをやめました。
そして、体調が落ち着いて必要性を感じた妊娠8か月には、妊娠中であることを伝えたうえで、いつものお店でカラーをしました。
今の私なら、
必要になったときに、自分の体調を見ながら、信頼しているお店で相談して決めればいい。
そう考えます。
まとめ|自分の体質・生活・気持ちに合った選択を
妊娠すると、それまで当たり前にしていたことまで、
「これ、大丈夫かな?」
と急に気になることがあります。
私にとって、ヘアカラーもそのひとつでした。
妊娠初期にはやめて、妊娠8か月で再開。
そして産後は、半年間染めませんでした。
こうして振り返ってみると、妊娠前と同じペースで続ける必要はなかったし、
かといって、
「妊娠したから、全部やめなければ」
と考える必要もなかったのかなと思います。
そのときの体調や暮らしによって、必要なことは変わっていく。
だからこそ、
自分の体質・生活・気持ちに合った選択をする。
私の場合は、それが一番無理のない付き合い方でした。
もし今、妊娠中のヘアカラーをどうしようか迷っている方がいたら。
「みんなはどうしているんだろう」と比べすぎず、まずは自分の身体と気持ちを大切に🌿
心配なことがあれば医師などの専門家に相談し、ヘアカラーをする場合は妊娠中であることをお店にも伝えながら、自分が安心できる方法を選んでくださいね。



私の経験も、
その選択を考えるための
ひとつの材料になればうれしいです。
🌿 はじめての方へ
このブログでは、
高齢出産や子育ての中で感じた揺れを、
静かに綴っています。
まずはこちらの記事からどうぞ。
▶ 高齢初産の不安の正体|44歳で初産を迎えた私が感じたリアル
▶ プロフィールはこちら









コメント